繰り返しコートの家(担当作品)

この建物は都内の閑静な住宅街に位置しているが、目の前の道は車通りの多い道であった。そのため外からの視線や音を防ぎ、中に開くようなコートハウスを目指した。南北に長い敷地に5つのコート(中庭)をとることにより、どの部屋も光と風が行き渡る建物となっている。外壁はコンクリート打ち放しとしているが撥水剤を吹き、都会の汚れと音から家を守っている。(住宅特集掲載)