畳の意匠(タタミっていいね!)

あなたの家に畳はありますか?

20年前にはリビングの横に申し訳なくついている客間としての和室がありました。しかし現在ではその客間はそれほど優先順位は高くなく、自分達のために部屋を使った方がよいという考えが主流になっていると思います。

若い学生に「畳のイメージは何ですか?」と聞くと「祖母の家の部屋」「古臭い」と日常からかけ離れている存在だと気づかされます。現状としては目に触れない、感触を味わっていないなどと非日常の素材となっています。

しかしながら古来より続いてきた日本の伝統をついやすわけにはいかないし、良いところはたくさんあると思います。ただ知らないだけという可能性もあるので、皆さんに畳の良さを味わい、感じてほしいと思います。

参考資料:建築士2013年11月号に掲載