サマハウス

城郭や櫓の壁面・塀などに開けている防御用の窓穴を狭間(さま)といい、今回のファサードに用いられている。この時代においては光をなるべく多く採り入れるために作られたものであるが、これを現代的にアレンジして新たな彩色を付け加え麻布十番の街並みに投げ込んでみた。狭い都会の土地に住み続けるために3世帯の客間は共用としてつくり、高い税金対策のために1階の路面は店舗として貸すこととしている。