柴楽庵曳家工事

土地の分割とともに取り壊されなければならなくなった古い茶室を曳家することにより再生した。曳家工事は基礎から土台の上屋をジャッキアップにより取り外し、レールを敷いてその上を滑車を使い少しずつ移動する。上屋はほとんどそのまま動かせるので、補修の必要はほとんどない。そして新しい基礎をつくり直し、耐震基準にあうようにアンカーボルトを入れ着地する。